司法書士に向いている人向いていない人

 

こんにちは、司法書士のかなです。

今回は
「司法書士に向いている人向いていない人」

についてお話したいと思います。

 

 

よく受験生さんから

「司法書士って
どういう人が向いているんでしょうか?」

と質問を受けます。

 

司法書士試験の勉強をしているものの、

「私って司法書士に向いているのかな…?」
「どういう仕事をするんだろう…?」

と漠然とした不安に駆られ
もやもやした気分になるって
あるあるだと思います。

 

今回はそんな不安をスパッと拭えるように、
「司法書士に向いている人向いていない人」
についてお話していきます。

 

この記事を読んで

 

自分は司法書士に向いてそうだなと思ったら
「迷いを捨てて頑張れる」
メリットがあります。

 

逆に司法書士に向いてないなと思ったら、
「どうすればなれるのか?」と対策を立てる
きっかけになるメリットがあるかと思います。

それではお話していきます。

 

司法書士に向いている人は精密さとコミュニケーション力がある人。

司法書士は資格業ではあるものの、

結局ビジネスではあるので、
ビジネスでウケる人は司法書士でもウケます。

 

主に下記に該当する方が向いています。
1.きっちりしている人
2.フットワークが軽い人
3.時間が守れる人
4.口が堅い人
5.人当たりがいい人
6.自分で調べられる人

ただし、参入障壁が高く
合格するのが難しいので
変わった人でも生きていけます(笑)

 

全然当てはまらなくても大丈夫です。
私も当てはまっていないものもあります(笑)

 

司法書士の仕事は
本当に細かい業務が多いのですが、

私は根が大雑把なので、
正直今でも細かい業務は苦手です。

仕事をしていくうちに矯正されて
細かい業務が出来るようになっていきました。

 

該当しなくても安心してください。
ひとつずつ解説していきます。

1.きっちりしている人

司法書士の業務は本当に細かいです。
書類上、住所や氏名が少しでも違うと
違う人になってしまうので

かなり精密なチェックを要する仕事が
多いです。

 

弁護士は字が違くても
読めれば多少OKっていう感じがありますが、

司法書士は
一字一句間違えてはならないことが多いです。

また、書類の出し漏れがあって
通らなかったりすると
出し戻しも本当に大変です。

 

以上のことから、
きっちりしている人が向いていると思います。

2.フットワークが軽い人

司法書士は「事務仕事」というイメージが
あるかもしれませんが外出がとても多いです。

外にいる時間の方が多い日も普通にあります。

銀行、不動産会社、お客さんの家、市役所、
郵便局、法務局を1日で全て周る
ということも結構あります。

ちょこまか移動するので移動量は多いです。

お客さんに「家まで来て欲しい」
と呼ばれたときに

さっと行ける人は強いので、
向いています。

3.時間が守れる人

社会人として当たり前ではあるけれど
重要です。

2でお話した通り、
1日で多くの場所へ移動することも多いので、
計画性やアポイントのコントロールも
重要になってきます。

司法書士の場合、
不動産など何千万もする
売買の立ち合いなどもあるので、

遅刻が大問題になることもあります。

時間感覚があり、
スケジュール調整が出来る人が向いています。

4.口が堅い人

取り扱う案件として、
相続や不動産の売買、
会社の登記などもあるので

社会的に重要な、
会社の取締役や社長が変わる時や、

個人的なこと見聞きする立場にあります。

そういうことをポロっと漏らしちゃうと
守秘義務違反になります。

意識の問題もありますが、
口が堅いことは必須条件です。

5.人当たりがいい人

流行っているなという事務所を覗いてみると
コミュニケーション能力が高い人が
多い印象です。

司法書士は紹介案件が多いです。
特に地方だとネットで調べるよりは、
紹介や口コミから
仕事依頼が回ってきやすいです。

人当たりが良くて
ちゃんと親切な対応をしていると、
「良い人だなぁ」という印象が残り、

巡り巡って紹介してもらえたりします。

6.自分で調べられる人

司法書士事務所は
人数ギリギリで経営しているところが
多いです。

専門的な知識を要する仕事ですが、
先輩がつきっきりで
教えてくれるわけではありません。

分からないことを全部聞いちゃうと
先輩の仕事が止まっちゃうので、

自分で文献などから
調べられる人が好まれます。

向いていない人

1.書類や活字が苦手な人

書類はとにかく大量に見るので、
書類を見ると吐き気がするような人は
やらない方が良いです。

2.独立する気がない人

身も蓋もないことを言うようですが、
独立する気がない人は

勉強するのがちょっともったいないかなと
思います。

勉強するのが凄く大変ですが、、
勤務の司法書士って普通の会社や
大企業と比べると

小規模な事業所が多いので、
待遇があまり良くありません。

数年間は修行のつもりで勤めて、

独立して自分の好きなように
やっていきたいと思う人なら

待遇とかもそんなに良くないけど
いいかなと思うんですけど、

せっかく勉強したのに…
っていう気持ちに
なっちゃうんじゃないかなと。。

自分の理想とする働き方が
出来る職業に就けるよう
努力したほうがいいと思います。

司法書士になったからといって、楽ではない。

正直に言いますが、
司法書士になったからといって、
バラ色の生活になるわけではありません。

お客様都合で
時間内に出さなければならない
業務も多いので、

突発的な仕事や残業とか結構あります。

もちろん事務所の時間内で
終わらすようにしていますが、

時間の融通をこちらで
決められる仕事ではないです。

売主買主やお客さん、
銀行の都合で決まっているところに
司法書士が行くっていう感じで
スケジュールが決まります。

好きな時に休みたいとか
そういう気持ちがある場合は

ホワイトな企業への転職を
目指した方が近道だと思います。

基本的には独立する気があるか、
登記や法律の仕事に関わりたいとか

やりたいことがある人が
向いていると思います。

まとめ

以上、今回は

「司法書士に向いている人向いていない人」

についてお話しました。

ちょっと辛口だったかもしれませんが、
現実的な話をさせて頂きました。

私は司法書士として独立して、
今のライフスタイルが
とても充実しているので、

独立志望の方は夢がある選択肢だと思います。

適正についても、
業務をこなしていくうちに
順応していけると思うので

あまり気にせず勉強に集中して頂いて
大丈夫です!

そもそも司法書士試験を勉強出来ている時点で
問題ないかと思いますが、

書類は本当に大量に読むので
活字が苦手な人は
辞めておいた方がよいです(笑)

ではでは!

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、

「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!

そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
司法書士として働くって実際どうなの?
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