過去問を繰り返すのが不安なあなたへ

 

こんにちは、司法書士のかなです。

 

今回は

「過去問を繰り返すのが不安なあなたへ」

というテーマでお話したいと思います。

 

 

私は司法書士試験に合格するなら

「過去問を徹底的に繰り返して
基礎固めをする」

という勉強法を推奨しています。

 

受験生の方にこの話をすると、

「過去問を繰り返すだけで
合格できるか不安です…」

という声を頂くことがあります。

 

その気持ちよくわかります。
私も当時不安な時期がありました。

 

私は受験1年目の時は
ずっとサボっちゃって、

周りには勉強してるって言ってたんですけど
実際はサボって漫画ばっかり読んでいたという
過去があります。

 

結局、勉強のやり方が分からなかったんです。

 

反省した私は
2年目に”勉強の仕方”を学びました。

 

本で勉強したり、
合格された方に聞いたりして、
「勉強法」を最初に勉強しました。

 

そうやっていく中で、
「この勉強法しかないな」
というのが分かって

「過去問を繰り返す」という勉強法に
核心がもてたので努力できたんです。

 

それがなぜ大事で
どういう風に勉強すればいいのか?

納得してもらえれば
「過去問やるしかないな」
という境地に辿り着くと思います。

今日はあなたにも
同じ境地に辿り着いてほしいので
お話していきたいと思います。

人間は新しいことに手を出したくなる生き物

結局人間は新しいことをやりたがるんですよ。

私の昔の話をしていくと

過去問をやるのがキツイから
1年目の時は民法も終わらずに
終わってしまいました。

 

「果たして、
この分厚い過去問をやったとして、
合格できなかったらどうしよう」

 

と思ってやる気が出なかったんです。

 

大学受験の時も、
新しい参考書を大量に買って
1回もやってない参考書も結構あってですね、

結構長文なテキストとか
いっぱい買ったもののあまり身にならなくて
反省したことがありました。

大学受験の場合は
高校で勉強していた
基礎力があったのでなんとかなりました。

 

司法書士試験の場合、
新しいことを勉強しなければならないので、
繰り返しやっていると飽きます。

それは普通なことだと考えて頂いて
その人間の性質に打ち勝つことで
合格できると思ってください。

迷いを無くす上でも過去問は大事。

繰り返し学習のメリットとして、
確実性がある知識が定着します。

確実性がある知識って非常に大事です。

 

ある程度知らない問題が本番出たとしても
確実性のある知識があれば選択肢が絞れます。

 

絞った上で、
テキストで読んだ記憶を手繰り寄せて、
結論を導き出せます。

 

絶対違うっていうのがあると
選択肢が絞れるのは強いです。

過去問は英単語と一緒。

過去問は英語でいう単語帳と一緒です。
テキストは文法のフォレストのようなもの。

 

英語の長文を読むときでも単語が分からないと
どれだけ文法を知っていても
読解が出来ないです。

 

なぜなら
法律の言葉は凄い独特だからです。

 

例えば、
“債権者”とか”仮登記”とか

その単語がどういう意味なのか
なんとなくでも知っていないと
問題を理解するのが大変です。

 

単語が分からないと
英文が分からないと一緒で

“債権者”っていう単語が何か分かっていないと
凄い頭の中で考えないといけない状態に
なります。

 

つまり頭に入ってこないです。

 

どうやって分かるようにしていくのか?
単語をどうやったら覚えられるのか?

 

 

結論は
繰り返しして慣れるしかないです。

 

 

九九、カタカナを覚えた時のことを
思い出して欲しいんですけど、
ひたすら繰り返ししたじゃないですか。

小学校の時だけしか使わなかったら、
忘れてると思うんですよね。

ずっと日常的に使っているから
定着しています。

 

圧倒的に繰り返していることは
確実な知識として身に付くように
脳が出来ています。

自分の頭の出来とか
法学部じゃないとか
年取っているからとか関係なくて、

繰り返しすれば大丈夫です。
とにかく繰り返しをしましょう。

テキストは全部分かっている必要はない。

テキストは文法辞書みたいなものなので、
全部分かっている必要はないです。

 

 

なぜかというと
膨大だからです。

 

 

テキストは網羅的に書いてあるが、
それが全て試験に出るかというと
そうでもないので。

 

だから過去問をやるのが効率的なんです。
テキストをやろうと思うと
挫折する人が多いですね。

 

コスパ良く勉強をするなら、
テキストは過去問を理解するための
補助的な位置づけにしてOKです。

 

 

また、予備校で用意された問題や
テキストについている
問題は私はやらなくても良いと思っています。

 

知識のチェックとして
解く時間がある場合はやってもいいですが、

それは解けるか解けないかを確認するだけで、
繰り返すのは過去問だけでOKです。

 

 

過去問知識が入っていれば
解けるようになるので、

過去問が解けることを
最優先にしてもらえればと思います。

まとめ

以上、今回は

「過去問を繰り返すのが不安なあなたへ」

というテーマでお話しました。

 

 

同じことを繰り返すのって
ほんと不安だと思います。

「こんなのやってて大丈夫なのか?」
「つまらない」

という気持ちがありますよね。

 

また、繰り返していくと
がっかりすることもあると思います。

「こんなにやっても覚えられないのか。。」

と思い知らされるのが
私も苦痛だったのですがそれが普通です。

 

 

10回やっても覚えられないものも
普通にあるし、
試験日まで覚えられない問題もあります。

 

そういう中でも基礎力を着実に固めて、
確実な知識を増やしていけば意外と闘えます。

 

 

繰り返さないとその確実な知識が
自分の武器にならないです。

 

 

そういう状態で勉強を進めてしまう人が
凄く多いんじゃないかなと思います。

繰り返しやる気が起きないのは
あなたのせいじゃなくて、
繰り返しがいいよっていうのを
知らなかっただけなんです。

 

 

過去問の繰り返し学習は
最善の勉強法だと断言しますので
ぜひやってください。

頭良くなってくるというか、
過去問を見ていても頭の中で色んな知識が
ネットワークとしてつながり始めます。

1個の問題を見てても10個くらいのことが
思いつくようになるんで楽しくなるので。

 

繰り返しやってください。
それに打ち勝てば合格できます。

 

ではでは!

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
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そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
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