完璧に復習しようと思って何もできない人へ

こんにちは、司法書士のかなです。

今回は

「完璧に復習しようと
思って何もできない人へ」

という話題でお話したいと思います。

 

この記事を書こうと思った動機として、
メルマガの読者さんから質問を頂きました。

「予備校に通って
基礎から授業を受けたものの、
復習に時間がかかり過ぎて
途中で勉強に飽きてしまいました。

そしてネットを見たり
関係のない本を読んでいたりして
不合格になってしまいました。

結果に落ち込むことはないけど、
自分が怠け者過ぎて自己嫌悪に陥りました。

どうすれば勉強を
続けることが出来るでしょうか?」

 

という質問だったのですが、
まさに受験1年目の私と同じ状況です(笑)

 

私は2年目で
この状況を打開し、
合格することが出来たので、

その方法をシェアしたいと思います。

 

完璧な復習は不要。とにかくハードルを下げて繰り返す。

1年目の私は、
予備校の授業内容を元に
綺麗にノートを作り、

テキストを全部読み返して
六法を全部引いて、
関連の過去問を解くことが
「復習」だと思っていました。

 

しかし、全くできませんでした(笑)

 

雪だるま式にやることが増えていき、
復習が追い付かなくなっていき、
気が付いたら漫画を読んで現実逃避して
いる自分がいました。。

 

このような復習を
全部こなせるような人間は
ほぼいないと思います。

出来たとしても受かるのか?
は疑問です。

 

勉強を進める秘訣は

 

「ハードルを下げて復習をする」
ことです。

 

まずは1回目は
適当に見返すだけでも良いです。

 

それくらいハードルを下げます。

 

 

授業を受けた当日のものなら
ちょっとは読むのが楽だと思うので、

後でどういうことやったかを
お風呂の中で
つぶやいてみるのもお勧めです。

 

または頭の中で思い浮かべれば
十分立派な復習になります。

 

短期間の間に薄い復習を
5回やったほうが絶対うまくいきます。

脳の構造上定着するように出来ています。

 

 

その日に覚えたことを
その日に復習しないと、

1週間後には
1割くらいしか覚えていません。

 

 

その日にあったことを
その日の夜に思い出して

また次の日もやった箇所を
ぱらぱらと読むと脳に定着します。

 

ノート作りは絶対にしてはいけない。

「ノートを作る」って
やりがちなんですけどコスパ最悪です!

 

効果も薄いし時間もかかるし、
範囲が大きい試験だと
挫折のもとになるんじゃないかなと思います。

 

学生時代を思い出して欲しいんですけど、
綺麗なノートを取っている人が
成績良かったかというと
そうでもなかったと思います。

 

あれはノートを作ることが目的になっていて、
点数を取ることが
目的じゃなくなっているからです。

司法書士試験は範囲が膨大なので、
ノート作りしようとすると
挫折します(笑)

 

みんな真面目過ぎる。

結局、
怠け者だと落ち込んでいる人は

ちゃんとやらなきゃっと思って
ハードルが高くなり過ぎて
全部やれない自分を責めてしまって
現実逃避みたいな人が多いと思います。

 

 

声を大にして言いたいのは、

 

「自分を攻めないでください」

 

 

読み返しただけでも
自分を褒めてOKです。

「復習したじゃん!」
「凄いじゃん!」

でいいと思います。

 

 

褒めたら
やる気が出るので前に進めます。

みんな自分を褒め足りないんです。

 

 

ちょっとでも勉強した自分を
褒める習慣をつければ、

ハードルが下がって
次もやろうかなという気になるので、

 

勉強が手に付かないという人は
ハードルを下げて、

例えば
・過去問の直近5年分だけ見る。
・1問だけやる
でもいいです。

 

1問だけでも前進しています。

疲れたなと思ったら
ハードルを下げてみましょう。

 

「ハードルを越えたらプラス」
というマインドでやれば、

 

「やれなかった・・」って
がっかりしないじゃないですか。

 

そしたらまた楽しくなって
やりたくなるんですよ。

 

 

ちょっとずつ勉強する
習慣をつけていけば
合格に近づいていきますので、

まずはハードルを下げる。
最初から完璧な復習なんてできません。

 

 

そもそも司法書士試験は
全然勉強したことない
法律を勉強する必要があるので、

最初は内容がよく分からなくて当たり前です。

 

外国語を呼んでいるみたいで
全然分からないのに

いきなり完璧な復習なんて
出来るわけがないです。

 

例えば、民法を勉強して
不動産登記法、
民事執行法まで勉強した後、

また民法に戻ってくると、
「あぁそういうことだったのか!」
って分かることって凄くあるんです。

 

ただ、何にも復習しないと
何も分からないので
ちょっとずつでも復習していけば
だんだん分かるようになります。

少しずつでも前進していきましょう。

 

テキストで分からないところがあると深く調べてしまい途中で飽きてしまう。

もう1つ質問がありました。

 

「テキストで分からないところがあると
深く調べてしまい途中で飽きてしまう」

 

これも結構ありがちで私も経験があります。

 

1個の問題を調べるのに
30分とか1時間とかかかったりして、
ドツボにハマってしまうケースですね。。

 

この場合も
ハードルをさげましょう。

 

「分からない箇所をとりあえず調べる」
「解説を読むだけしてみる」
この方法の方が確実に理解が深まります。

 

1回読んでも分かるわけない。
っていうのをある程度割り切って
回数を重ねます。

 

自覚していれば
1回やって分からなくても
落ち込むことはありません。

 

私は5回くらい重ねても
分からないこともありました。

5回で分からなかったら、
10回やればいい。

 

薄く薄く回数を重ねていけば
だんだん分かるようになっていきます。

 

勉強のペースはどうする?

ここまでの話で、
「ハードルを下げて回数を重ねる」
ことで挫折せず前進できる。

ということは理解頂けたと思いますが、

同時に、

「スローペースで間に合うのか?」
という不安があると思います。

「この勉強法で大丈夫かな?」
という迷いもあると思います。

 

勉強のペースについては
有料の教材内で詳しく述べているのですが、

 

まずは、
「ストップウォッチで
解答時間を測ってください」

 

過去問1問解くのにどれだけ時間がかかるか?
テキスト1ぺージではどれくらいか?

 

などを数値化して把握すると、
自分の勉強のペースがつかめてくるので、

 

何時間あれば
過去問が何問解けるか分かってきます。

 

ペースがつかめると
計画が立てやすくなるので、

普段から時間を測る習慣をつけて
勉強の計画を立てましょう。

 

まとめ

以上、今回は

「完璧に復習しようと
思って何もできない人へ」

という話題でお話しました。

 

とにかくハードルを下げて、
少しずつでも進んでいけば

色んな事が繋がって、
ブレイクスルーが
起こるタイミングがあります。

 

自分のモチベーションと
勉強ペースを把握し、
コントロールすることで、

 

 

司法書士試験は攻略できます。

 

 

細かい勉強法は
有料の教材を作っているので
そちらを買ってもらって
勉強してもらえばと思います。

ではでは!

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、

「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
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