試験勉強が長期化する原因は、日本にはびこる「○○主義」のせいっだった

こんにちは、司法書士かなです。

今日は、
私は「試験勉強が長期化する原因」は、

日本社会のある性質のせいだと思っています。

 

何だと思いますか?

それは、「立場主義」です。

 

資格試験に合格する方法は、めちゃくちゃシンプルです。

基本のテキストと、過去問を繰り返すこと。

 

以上、終了!ですw

 

資格予備校でのカリキュラムを「全部」こなそうとすると痛い目を見ます。

また、独学で司法書士試験に合格した方の体験記などでも、

色々な参考書をやった、という体験がシェアされていたりして、

「難しい試験だから合格すためには、こんなに勉強しなきゃいけないんだ・・・!!」

 

 

と思って絶望している受験生も多いのではないのでしょうか。

もれなく私もそうでした。

 

・両手に抱えきれないほどの基本テキスト

・手がモゲそうな量の過去問。

 

これだけでも絶望しそうなのに、

・要点まとめチェックシート

・一問一答問題集

・記述のひな型集

・六法

・判例集

・答練の問題

・予備校の中上級講座

・予備校の直前期のまとめ講座

・予備校のテキストに付随している、復習用の問題集

・各出版社から出ている問題集、チェック集、などなど。

 

 

こんな感じで、

まぁてんこ盛りにカリキュラムが準備されているわけです。

 

ただ、これを全部こなせる人は、

おそらく鉄人のような意思と強靭な体力と、

膨大な時間が無ければ不可能でしょう。

 

本当に必要なのは、テキストと過去問だけです。

 

私が予備校でもらった&推薦された、テキストや問題集を活用すると、

1回の復習はこんな感じになります。

・授業の前にテキストを読んで予習する

・授業後テキストを復習

・テキストを読む際は六法を引く

・まとめノートを作る

・予備校からもらった、問題集を解いてみる

・過去問題集を解く

・つぎの授業までにまとめ要点チェックシートで重要な個所を暗記する。

 

・授業が進んで来たら、中上級講座も並列して受講する。。。

 

できるかーいいい!!!!!!!!

って感じになってしまいます。

 

 

ぶっちゃけこんなことちゃんとやっている合格者は

いるのだろうか、(いや無理でしょ・・・)って感じです。

 

じゃあなぜこんなに予備校、ひいては「学校」というものが、

沢山のラインナップがあるのか?

 

 

それが最初に書いた

「立場主義」なのです。

 

 

予備校というのは「テキストと過去問だけやれば合格できます!」

とは言えない「立場」なのです。

 

私は一個人なので、※個人の感想ですw

って感じで、「テキストと過去問で合格できます!」と言えます。

 

でも、予備校がそうやって言って、

一生懸命勉強したのに、合格できない人が出てきたら、

「嘘じゃないか!!!!」ってことになるのです。

 

そもそも合格率の低い試験ですから、合格できない人がいても当然です。

でも、「過去問とテキストだけで良い」と言い切ることは、

勇気がいることですし、予備校の社会的な立場上、

それを言ってしまったら「責任」が生まれてしまうのです。

 

だから沢山の講座や問題集を用意しておけば、

「まだこれをやってないからですよ」って言いやすいのでし、

受講生自体も、「私はこのチェックシート完璧にしてなかったしな・・・」

と逃げることができるのです。

 

 

私自身、司法書士として働く中で、

司法書士としての「立場上」言えないことも多いです。

法的に絶対大丈夫ってことしか、お客さんに「大丈夫」とは言えません。

だって、「司法書士の先生が良いって言ってたもん」と言われては

こまることが「立場上」あるわけですから・・・・

 

立場がある場合、ある種の社会的責任が生まれてしまうわけです。

 

で、これで「予備校はダメだ!」とかって思うのは、

二極論すぎ、思考停止しすぎです。

 

予備校は毎年の試験傾向や、最新法令、

説明も本で勉強するより分かりやすいし、

多くの勉強する人が集まる環境は、モチベーションを維持するためにも

いい影響があります。

 

 

ただ一つ、

「予備校のことを全部やらなきゃ!」と思い

「でも時間がないから無理だー」と思考停止するのを辞めて欲しいのです。

 

シンプルに、

「テキストと過去問を繰り返す」そのために、

予備校でも、私のブログでも、他の情報発信者の情報でも、

活用したらいいと私は思います。

 

日本社会においては、

それぞれの立場があり、立場上できないこと、言えないことが沢山あります。

それを理解して、相手を思いやり、

自分の必要が情報を得て、自分の人生に活かしていく、

ということが出来れば、人生が豊かになるのではないか、

と私は思っております。

 

 

ではでは!

 

 

 

 

 

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、

「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!

そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
司法書士として働くって実際どうなの?
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