こんにちは、司法書士のかなです。
今回は
「女性が司法書士事務所を開業して
やっていけるのか？」
についてお話したいと思います。
女性の方が
司法書士試験に合格すると、
“法律が好きで”とか、
“司法書士事務所に勤めたい”とか、
“企業の法務部に興味があって”
みたいな人の方が多いのかなと思います。
なので、最初から独立する気満々で
合格した人の方が
少ないと思うんですけど、
でも女性こそ、
司法書士をやっていると、
子育てなどのライフイベントを鑑みると、
独立したほうが楽なんじゃないか？
と思う時が来ます(笑)
それが実際可能なのか？
また、独立するメリットを
今回はお話します。
女性も司法書士事務所を開業してやっていける！
結論から言うと、
女性が司法書士事務所を
開業しても十分やっていけます。
知り合いの
女性司法書士の先生は、
子育てしながら開業する方や、
自宅とは別に事務所用のマンションを
買ったりもしている方もいます。
・・とはいうものの、
女性だと
信用されないこともあるんじゃないのか？
と心配される方もいると思います。
（当時私はそうでした・・）
司法書士事務所に
勤めている時は、
その事務所の女の子という感じで、
司法書士の資格を持っていても
一人前として見られていませんでした。
また、自分より年上の
男性の先生の下についていたので、
やっぱり所長さんのほうがよい。
という目で見られることもありました。
自分の説明の仕方で
不安を抱かせてしまったかもしれないですが、
正直信頼してもらいづらかったです。
ただ、
独立したら私が所長なので、
立場が人を作るというか、
依頼する人も私しかいないので、
関係なくなりました(笑)
こっちが自信をもって
明確に説明できて、
所長という立場で
プロという意識でやっていけば、
この子大丈夫かなぁ？
という目で見られることはないです。
相手もこの人に頼むんだ
という気持ちで依頼してくれます。
ありがたいことに
紹介を頂く際も、
「かな先生という人が親切にしてくれたよ！」
みたいな感じで、
男女関係なく
他のお客さんを連れてきてくれます。
また、もし答えられない場合でも、
「調べてからお答えします」
という形でアフターフォローを
何回も丁寧にしていくと、
逆に
「忙しい中親切にありがとうございます」
と言って頂けます。
貫禄がある年齢であったり、
男性でなくても、
“誠実にやっていれば十分やっていける。”
というのは実体験から断言できます。
それは私だけが特別なのではなく、
周りの独立した女性司法書士の先生も
同様に信頼されてお仕事されています。
なので、
女性で司法書士として独立を志す方は
安心して勉強していただければ(笑)
女性が開業するメリット
努力次第で、
男女関係なく独立出来ることが
分かりました。
私が現役で
女性司法書士の所長をしていて、
企業に雇われている方と比較して、
メリットだなぁと感じるのは、
「生活の融通が利く」
ことです。
例えば、
お子さんが熱が出て
迎えに行かなきゃいけないとか、
病院への送り迎えなど、
突発的なアクシデントは、
勤めるほどの司法書士事務所だと
そこそこ仕事量があるので
休めなかったり、
フレキシブルに時間給で働くのは
難しかったりします。
そういう福利厚生や
制度を充実させようとしている
事務所もありますが、
まだ少数なのが現状です。
しかし、
独立してしまえば、
お客さんとの
約束がある時以外は、
法務局や銀行に
行かなきゃいけないので、
事務所にずっといるわけではありません。
また、
その約束も自分でコントロール出来るので、
突発的な場面でも
かなりフレキシブルに
動くことが出来ます。
ライフスタイルに併せた
流動的な業務体制が可能な点は、
働く女性には嬉しいポイントだと思います。
まとめ
以上、今回は
「女性が司法書士事務所を開業して
やっていけるのか？」
についてお話しました。
男女関係なく
真摯にお客さんに向き合えっていけば
開業は可能です。
ちなみに、周りのお子さんがいる
司法書士の方は、
独立している人の方が多い印象です。
工夫次第で在宅でもできるので、
女性の働き方としては
優れているのではないかと思います。
男性に負けじと
一緒に頑張っていきましょう！(笑)
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