まずは試験日までに最低限やる

こんにちは、司法書士のかなです。

 

今回は

「試験日までに最低限やるマインドセット」

についてお話したいと思います。

 

 

この話をしようと思ったのは、
結局すごく理想が高くなり過ぎて
行動できない人が多いからお話します。

というのも
受験1年目の私もそうだったから
なんですけれども、

 

「合格するには何をすればいいんだろう?」

 

と、完璧な答えを求めて、
色々な教材や講義に手を付けて

結局、やることが多すぎて
現実逃避に走ってしまい
不合格になった経験があります。

“これだけやったら絶対合格する”
っていうのが凄く欲しかったんです。

 

この経験から

理想が高くなり過ぎて行動出来ない人に
「最低限やるっていうマインドセット」
を授けたいと思います。

点を取るために最低限必要なものに絞る。

結論から言うと、
司法書士試験において
最低限点を取るために何が必要なものは

択一は「過去問」
記述は「参考書」

の勉強です。

 

 

例えば、
一夜漬けでやらなきゃいけないんだとしたら、

全部ちゃんとやろうとかって
言えないですよね。

とりあえず試験に
出るところだけ勉強するじゃないですか。

 

司法書士になった後、

「ちゃんと理論とか分かっていないと
仕事にならない」

と思ってちゃんと法律を理解しよう
っていう気持ちは
もちろん素晴らしいことなんですけれども、

 

そういう想いがあることによって
勉強が進まないってことが起きてしまいます。

 

だから、合格するためには、

「最低限、点を取ることだけやろう」

ということです。

 

最低限点を取るために何が必要なのか?
って考えた時に、

択一で言えば過去問だし、
記述で言えば参考書なんですよ。

 

 

結局テキストってちゃんと通しで読んだのって
1~2回くらいで

私も本番直前に分からないところって
結構ありました。

 

でも合格できました。

 

テキストは
辞書的な位置づけなので
全部覚える必要はないです。

択一式の最低条件

過去問の場合は

基本的な部分や
知っておかなければいけない部分を
ちゃんと覚えないと点が取れません。

試験で択一を取るために

・予備校の入門講座の講義
・択一参考書
・中上級講座
・直前講座
・ゼミ
・模試

など多様なラインナップがあるんですけど、
この中で何が最低条件なのかというと
過去問です。

 

過去問も
昭和の問題から平成30年まである。
「何年分やればいいんですか?」
という質問を受けるのですが、

自分の可処分時間によります。

 

私の場合学生だったし、
試験前は大学卒業して
4月~7月まで専業受験生だったので、
ある程度まとまった勉強時間がありました。

“LEC合格ゾーン”という
全部の過去問が載っている本が
あるんですけどそれは全部やりました。

 

自分には時間がないというのであれば、

セレクトのものを
参考書に近い形で出ているものを
限りなく繰り返しやって確実に覚えましょう。

 

これらをやれば
基準点くらいにはのってきます。

 

そこにプラスアルファして
テキストを読んだり、

過去問とテキストの繰り返しによって
頭の中で法律が
有機的に繋がる状態を目指します。

 

色んな知識が引き出せる状態になることで
合格ラインにのってきます。

記述式の最低条件

択一式がある程度解ける知識がないと
記述式は解けないので、

私はそこは
参考書で解き方を勉強してやっていました。

雛型の練習はもちろんある程度しましたけど、
基本は択一の知識が大事です。

理想が高いと行動がとれなくなってしまう。

理想が高いと
完璧主義に陥ってしまって
行動がとれなくなってしまいます。

 

勉強したい気持ちはあるのに、
理想が高すぎて、
現実とのギャップに萎えてしまって

ついつい
漫画を読んだりスマホをいじったりして、
現実逃避をしてしまう。。

 

 

これって
一番残念でもったいない状態だと思うんです。

 

 

過去問を1回、5回やって分からなくても
10回やればある程度分かるようになります。

その状態で改めてテキストを読んだりだとか、
記述式の問題をやると
理解度が全然変わってきます。

 

理解できる状態が、
ただ繰り返し勉強するだけで訪れるのに、
過去問に手を出さないのは
もったいないと思います。

 

 

私は入門講座を受けている方でも、
過去問を優先させていいと思います。

最低条件を満たさないうちは
他の事は考えなくてもいんじゃないかなと
思います。

 

ある程度、過去問学習が進んでくると
部分的にもうちょっと勉強したら
学習の精度が高まりそうとか欲が出てきます。

そうしたら
テキストを改めて読み返します。

 

 

まずは
過去問をきっちり覚えて
基礎を固めることが大切です。

 

 

家を建てる時に土台が創っていなのに、
窓枠だけすっごいこだわって
特注で作ってもらっても無駄じゃないですか。

期間内に窓枠を綺麗にすることに
時間がかかって納期が遅れるとか
本末転倒です。

 

結局過去問っていうのは
英語でいうところの「単語」なんです。

 

単語が分からないうちに
長文問題を解こうとしても意味が分からない、
読めないんですよね。

単語を固めるのが英語学習で大事なように
過去問を固めるのが
司法書士試験でもとても大切です。

 

過去問が分かっていれば
応用的な問題も解けるように
段々なってくる。

それを信じて最低条件で考えて
勉強を進めていってください。

まとめ

以上、今回は

「試験日までに最低限やるマインドセット」

についてお話しました。

 

勉強する範囲が広すぎる
司法書士試験においては、
完璧思考を捨てて、

「合格するためには何が必要なのか?」
を意識して効率よく
勉強していくことが重要です。

 

 

その道筋がしっかり見えていれば、
進んでいる実感を踏みしめていけるので
挫折せず歩み続けることが出来ます。

 

ゴールが分からないマラソンは
誰も走り切ることが出来ないですからね。

まずはゴールと道筋をしっかり立てて
一歩一歩進めていきましょう!

 

ではでは!

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、

「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!

そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
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