こんにちは、司法書士のかなです。
私は今、人口5万人程度の田舎で
司法書士事務所を開業しています。
29歳のときに開業し、
1年目からありがたいことに
様々なご縁に恵まれて、
月の収入が100万円を超えることも
珍しくなくなってきました。
箇条書きで私の日常を紹介します。
・ぶっちゃけめっちゃ安定してます。
仕事が来なくなる気がしない。
・司法書士だからこそ出会えた、
年収数億の起業家、
経営者に触れることで世界の広さを知る。
・しかも士業だから、
そういう経営者たちと対等に話せる。
・毎月自身の学びのため、
東京、大阪などにセミナーや勉強会に行ける。
・司法書士、というと明らかに
勉強会・セミナー・交流会などに行っても
周りの反応が変わる。
すごいね!とか、難しいんでしょ?とか。
資格があるっていいね、とか。
・めっちゃ自由です。
仕事は押さえるところだけ抑えれば結構時間の融通が効きます。
・自治体に頼まれて相続関連のセミナー講師を務める
・資格があるからいいよねーって
学生の時の友人に久しぶりに会うとめっちゃ言われる。
地元に帰りたいけど、仕事がないし、とか上司が嫌いだけど辞められないし、とか。
・数億の不動産取引にビビるw
そこでのお金持ちの会話でもビビるw
・お客さん、取引先には、
優しくしていただき、感謝され、
たまにはお菓子を貰えたり、お礼の手紙を頂けたりする。
・趣味や学び、登山、サーフィン、旅行などに好きなだけお金を使える。
・趣味で知り合った方からも仕事を紹介される。
・好きなときに、食べたい美味しい物を食べる
・地域活性のためのイベントを主催していたり、
好きなことを仕事にしている地元の経営者仲間と、
地域活性のための活動を始める
・新しい学びをするのが楽しくて仕方がない。
・本を月に10冊以上読む生活で知識が増える
・それをお客さんに話すことで、今度教えてほしいと頼まれる
などなど、
これが開業してからの私の当たり前の世界になりました。
開業する前の私からは想像もできない出会いや学びが沢山あります。
司法書士事務所を開業している、
というとすごく真面目できっちりしている、
人生順風満帆だったんでしょ?と言われることがあります。
でも司法書士試験合格・開業前の私は、
決めたこと・約束は守れない、
授業はサボってばっかりで留年直前の大学生、
コミュニケーション能力低すぎて
飲み会でボッチになる。
などなどコンプレックスだらけの人間でした。
全然勉強しておらず、
ゼミの人には馬鹿にされてました。
「え、地役権って何ですか?」って3年生の秋に
そう言った私を見た
法学部の先輩の冷たい目線は忘れられません。
そんなダメダメ人間だった私の
受験ストーリーを話していきますね。
初めての司法書士試験受験の当日は、、
大学4年生の7月、私はじめて司法書士試験を受験しました。
しかし、その日、私にわかる問題は1問もありませんでした。
午後の記述試験は1文字も書けず、白紙で提出しました。
試験中は情けなさで涙ぐみました。
今日来る意味なかったじゃん・・・
お昼の休憩中、「あの問題どうだった??」と話している周りの受験生に、
(あの問題もどの問題も何もわからなかったよ涙)
と悲しい思いをしたのを覚えています。
結果はもちろん不合格。
1年以上前から資格予備校に入っていた
(通信で入っていました)にも関わらず
なぜそんなことが起きたのか??
理由は簡単。
司法書士試験の膨大な暗記量に圧倒され、
やる気が出ず、
試験日までに進んだ範囲は民法の一部だけ。
周りには司法書士試験を受験する!
と言っていたので勉強しているフリを
していましたが、
実際は1年間漫画を読んだり、
インターネットをしてダラダラ過ごしていただけでした。
「私はまだ本気出してないだけ」
「本気でやればまだ間に合う」
ずっとそう思っていたのに、
試験日までその本気を出ることはなかったというw
私の司法書士試験受験一年目の生活とは?
読者さんには私のような受験時代を
送って欲しくないので
その反省を込めて書き出します。
私の司法書士試験1年目は
勉強していた時間は
多分50時間にも満たないのでは?と思います。
文系の大学生で時間はあるのにやばいですよねw
明日やろう、
来週からやろう、
数か月集中してやったらできるんじゃないか、、
そうやって先延ばしにしている間に
7月の試験日が来てしまいました。
勉強していない間に何をしていたかというと、
ただ動画を見たり、
漫画を読んだり、
ネットサーフィンをしたり、
ただただ、だらだらしていました。
特に漫画はたくさん読みました。
・タッチ
・H2
・北斗の拳
・キャプテン翼
・カイジ
・アカギ
・ベルサイユのばら
・エースをねらえ
・ブラックジャック
・ブラックジャックによろしく
・グラップラー刃牙
・ドラゴンボール
・ワンピース
・幽遊白書
・あなたがいた
・ママレードボーイ
・鋼の錬金術師
・寄生獣
・のだめカンタービレ
・火の鳥
・NARUTO
・るろうに剣心
・DEATH NOTE
・MASTERキートン
・YAWARA
・20世紀少年
・シャーマンキング
・奈緒子
ぱっと思いつくので
これくらいでこの数倍のタイトルを読み漁りました。
なんといっても1年間あったので
それはたくさんの漫画が読めました。
朝から寝るまで、
とにかくずっと読んでいました。
何もしないでいると、
勉強していない自分を責めてしまうので、
何かに集中したくて、
手あたり次第新しい漫画を読んでいました。
読んでいる間は楽しいというか、
新しい文字を読めるので集中できますが、
何をやっているのだろう、
と毎日虚しい日々を送っていました。
周りには司法書士試験をうけるから
就活はしない!と言っていたため、
周りが就職活動で起業説明会に行ったり、
大学OBの人に話を聞きに行ったり、
面接を受けている間、ただただ、だらだらしていたのです。
完全に現実逃避ですね。
司法書士試験を受けるために
勉強している、
と周りには言っていたので、
大学で友達に会った時も、
「勉強してるよ」と嘘をついていました。
だから、友達と積極的に遊びまわるわけにもいかないし、
外で見られたら気まずいと思って、
家で暇を潰すしかありませんでした。
サボっているときの精神状態は、
サボってるくせに苦しかったんです。
・ああ、こんな漫画ばっかり読んでしまって、
私はなんてダメ人間なんだ。
・世の中に何の価値も提供していないから、
息をすると二酸化炭素を排出して申し訳ない。
・このまま不合格になって就職もしないまま
大学を卒業したら社会のレールから外れる。
・職歴無し、無職になってしまう。
・このまま不合格になったら周りから馬鹿にされるに違いない。
・このまま司法書士試験に合格できなければ、
引きこもりになってしまうのではないか?
(実際、その時の私は朝から晩まで家でダラダラ、
たまにある大学の授業や飲み会以外は
外出しない日々をすごしていて、
半分引きこもりみたいになっていました。)
そんなことを考えて自分を自分で責めたり、
自分の将来を悲観していました。
それなのに、それなのに、勉強は手に付かないのです。
そんなに悩んでるならやれよ!
読者の方はそう思っているかもしれませんね。
ここまでサボってしまったのだから、間に合うはずがない。
一体いつになったら私のやる気は出てくれるのだろう。
自分が情けない。
そうやって自分を責めて、
悩んでいる間に時間はどんどん過ぎてしまったのです。
全く手ごたえのない
1年目の司法書士試験が終わったとき、
私は大学4年生の7月でした。
1年目は当然不合格。さあどうする?
試験受けた後にどうしようって超悩みました。
就活してない大学4年生の7月。
今から頑張れば就活できるかも?
でも友人の大半は就職先が決まっている。
超焦りましたね。どうしようかなって。
就職するという選択肢ももちろんありましたが、
そもそも司法書士を目指した理由を
私がどうやって育ったか?を含めて話したいと思います。
私が司法書士を目指した理由
私は、田舎で生まれ育ちました。
当時から、友達関係は苦手で、
同級生に氷をぶつけられて、顔に怪我をしたり、
教室の中に入れてもらえなかったり。
物を取られて、みんなで回されたり。
でも、強く言えないから我慢する。
何も言わないから、つまらなくて、
いじめとしてエスカレートはしないw
そんな子供でした。
両親は会社を経営しており、
事業の借金がいくらかありました。
両親がお金のことで喧嘩するのを横目に育ちました。
母は、そのことで、
私に泣きながら相談してきたことを覚えています。
当時30歳そこそこで、
特別な資格も職もない母はとても不安そうでした。
「かなちゃん、
会社が潰れたら家がなくなっちゃう。どうしよう?」
そう小学生の私にお風呂の中で泣きながら相談する母。
そういう母をみて見てきたので
欲しいものは欲しいと言えず、
というか、欲しいと思うことを
罪と考えてました。
だから、おじいちゃんやおばあちゃんに欲しいものは何?
と聞かれても
「私、欲しいもの何もないよ、何もいらない」
そう答えてました。
おもちゃや、部屋の飾りなんて、
そんなのゴミになるだけだからいらない!
そう思ってました。
でも友達の家に行った時にある、
可愛いお人形や、
CMで見るシルバニアファミリーのぬいくるみに
すごく憧れて。
でも欲しい、とは言えませんでした。
親戚や姉のおさがりの
擦り切れた洋服を着て、
「かなちゃんの服汚い!」
そう言われてショックを受けたこともあります。
特に外出先での飲み物は絶対と言っていいほど、
買ってもらったことはありませんでした。
(今思うと、習い事や教育にはお金を出してくれましたし、
家族旅行も行っていたので、
使うべきところに使っていただけで、
別に貧乏とかではなかったように思います。)
だから、私はお金を稼いで、私が借金を返して、
お母さんが楽になるようにしてあげたい。
お母さんの好きなものを買ってあげたい。
そのためにはお金を稼げる職業につかなきゃ。
でも、お父さんみたいに会社経営は不安定だから怖い。
サラリーマンは経済雑誌で調べても、
年収1000万円では、
すぐに借金が全額返せない。
だから、安定して稼げる職=医者か弁護士など、
資格を取って稼ごう。
そう小学生の時から思っていました。
その時から司法書士という資格もある、
ということは知っており、
司法書士も視野に入れて育ってきました。
そして、そのまま大学は東京の私立大学の法学部にしました。
そこで、借金、または借金の保証人の債務は相続放棄
(借金をしている人が死んだ場合、
残された家族が相続を放棄したら借金は返さなくてもよくなる、
ただし家などの財産も無くなる)
ができることを知りました。
また、借金が返せなくなった場合も、
債務整理という手続きをしたら、
そのまま返さなくてもよくなる、
といことも知りました。
えーーーー!!って感じでしたね。
素直に絶対返さなきゃいけないもの、と思って、
しかも友達や先生などにも言えず、
人知れずずーーっと悩んでいた悩みが
本を数冊、それも一部読むことで
解決してしまったのです。
そこで私が資格を目指す当初の理由
「母を楽にさせてあげたい」
というものは無くなってしまったのです。
ただ、司法書士という資格は
・弁護士と違って裁判がメイン業務でないため
平和的な仕事ができること
・資格があれば再就職がしやすいこと
・独立開業もしやすい資格であること
・全国どこでも(地元でも)仕事ができること
などの魅力があります。
お金の不安を小さい時から抱えてきた私は、
働き続けられる&開業した場合には高収入も狙える
この資格に魅力を感じやはり目指すことにしました。
とまぁ綺麗な理由を並べ立ててみましたが、
ぶっちゃけ、司法書士って
楽に稼げるって知ってたのが大きかったです。
紙に、決まり切った内容を書いて
10万ももらえる職業は他にありません。
あと、私はコミュニケーション能力に
超コンプレックスがありました。
だから、普通の会社で
コミュニケーション取れなくて、
上手く行かないんじゃないか?って不安でした。
例えば飲み会の場では
話を一生懸命聞いてるつもりなのに、
つまらない会話しかできなくて、
いつの間にか独りぼっち。
バイトの面接には何度も落ちて、
知り合いの紹介でやっとバイト先が決まりました。
落ちたのもおしゃれなバイト先じゃなくて、
普通のチェーンのファストフードのお店
や、
事務のバイトです。
まずバイトの面接に時間通りいかなくて落ちたり、
大人と目を合わせるのが怖くて、
受け答えがちゃんとできず。
バイトの面接も受からないのに、
就活なんてできるわけない。
そう思ってました。
人の紹介で入ったバイト先でも、
気が利かな過ぎて、社員さん、バイトの先輩に怒られる日々。
飲食のバイトやっていた時は最悪でしたね。
暇そうなときにあくびばっかりしていたら、
「暇そうにするな!!」って怒られたり。
じゃあ、忙しそうにしなきゃ!と思って、
お客さんに水をつごう!と思って何回も継いで回っていたら
「水くみすぎ!お客さんがリラックスできないでしょ!」
って怒られて。
「もうフォーク磨いてて」って言われて裏に下げられる始末。
そしたら、
「今忙しいんだから、
様子見て手伝ってよ!」って怒られて。
それで手伝うと、グラスを落として割ったり。
本当に散々でした。
「気つかって話しかけてやってるのに」
そう社員さんに言われたのよく覚えてます。
え、私は無理しないと
話しかけたくないくらいの人間なんだ、
そう思って家で泣きました。
当時、東京のアパートで姉と住んでいたのですが
泣きながら相談したら、
「あんたがそんなにいい加減だからじゃない。
私も怒りたくなる気持ちわかるよ。
本当にもたもたしてるんだから!」
そうきつく言われて、
あぁ私は家族にも慰めてもらえないダメ人間なんだ。
そう自己肯定感はだだ下がり。
今思うとおどおどしてる私が、
忙しく働いている人たちからすると
うざかったんだと思います。
私的には邪魔にならないように、
怒られないようにやっているつもりのことが全部裏目に出て。
日に日にバイト先の人たちとギクシャクして、
誰にも言えず一人で悩む日々。
行きたくなくてバイトの日数を減らしたら、
「こんなに出られる日少ないんならいる意味ないよ」
って事実上の解雇宣告。
これ結構大きかったですね。
普通の仕事は無理なのか?って思いましたもん。
「かなちゃんは美人じゃないし、気が利かないから普通の会社は無理だよ。
そんなぼーっとしてたら
使いづらいから資格取らないとダメだよ」って
母に言われて育ちました。
そんなことないよーって思ってましたが、
この時、それって本当なんだ、、、、って
自分で納得しちゃいました。
資格があれば、
職場で上手く行かなくても
資格者ということで大目に見てもらえるかもしれないし、
最悪独立したら誰にも迷惑をかけないかも。
そんな消極的な思いもありました。
面接は人に気に入ってもらわないと合格できないけど、
勉強なら自分で頑張ればどうにかなる。
もうこの道しかないのかな、、、
とういうのも大きな理由の1つです。
仮に就活して、大企業に就職できたとしても、
そこで人間関係が上手く行かなくて、
辞めたら、唯の人だ。
それだったらいざとなったら
独立できる司法書士の方が良い。
それに、そもそも大学で法学部を選んだのは、
地元のような田舎でも
十分な法的サービスを受けられるようにしたい、
という気持ちがあったからじゃないか?と思い直します。
(ただこれは普通の社会で生きていけないだろう
自分に言い聞かせた綺麗な理由で、
実際は、自分が会社で上手くやっていけないだろう、
という気持ちが1番大きかったです。)
そう思い、再度司法書士試験受験を決めました。
2年目の挑戦 就職するか、留年するか、卒業するか?
やっぱり司法書士を目指すしかない
就活はしない!新卒捨てる!
そう決断しました。
そう決めて、断ち切りました。
大学生時代に就活スーツも買いませんでしたし、
企業説明会にも一回も参加しませんでした。
行ったら迷うからです。
とはいえ、心はすごく揺れました。
大学の先輩に相談したり、
ゼミの教授に相談したり。
先輩には、
「せっかく法学部なのに勿体無い、
今からでも就職しなよ!公務員は?
司法書士なんてなってどうするんだよ」
って言われて落ち込んだり。
でも、司法書士は独立すれば稼げるんだ!
そうなんとか自分に言い聞かせたり。
ゼミの教授は
「卒業しても卒業しなくても、好きなようにしたら?
どっちでも合格した人は知ってるからその人次第だよ」
って言われて、結局自分で決めるしかいのかーと思って。
結局、就活スーツとか買うの面倒だし、
エントリーシートとか書くのめんどくさいし、
企業説明会とか外出るの面倒だし。
あと、人に判断されるのがすごく怖くて。
1年間の引きこもり生活で結局外出する気が起きず。
勉強に逃げたんですよね、今思えば。
受験生である自分に甘えてるというか、逃げ道というか。
とは言え、このまま何も戦略を持たずにやっても、
また怠けてやれないに違いないし、
そしたら無職の引きこもりまっしぐら。
それはさすがにやばいでしょ。
かと言って私にはまともな、真面目な方法は無理。
生まれてこのかた
余裕持って夏休みの宿題とかやったことないし。
むしろ高校からは宿題をやらないという技を習得してしまったし。
ノート作って、問題やって、テキストやって。
完璧にやろう!と思って全然進まなかった復習。
何か楽な方法はないの??、楽したがりな私は、
楽をするための勉強法を探し出すのです。
楽をしたい一心で勉強法を探す。裏技って無いわけ??
気合いで勉強する、という選択肢を捨て、
どうやって勉強したら合格できるのか?ということを
まず本屋に行って、勉強法を探しました。
予備校で授業を受けて、
いったいこの復習をどうやってやったらいいのか?
毎回、毎回、試行錯誤しました。
まずは、予備校の先生が言うとおりに復習してみました。
ノートにまとめて、過去問をやって、講義前のテストの予習をして、
六法を読む、で講義の前にテキストを読み返す。
1回(2、3時間分の講義)の復習に
8時間以上かかってしまいました。。
まじ1回やっただけで挫折w
こんなの絶対続けられないよーー!
面倒すぎるし時間かかりすぎる!
なのに覚えられた気がしなくて不安に。。
そこでまた本屋に行って、
勉強法の本を読んで、雑誌を読んで。
それをまた試しにやってみて、
自分のやり方で工夫しつつ復習しました。
とにかく楽をしたい一心で。
そしたら、繋がったのです。
なんて言うか、これやったらいけるんじゃない??
っていう勉強法が!
その方法で勉強を続けていくと、
とにかくどんどん復習が進むし、
テキストを読んでみても、
過去問を解いていても、
確実に理解が進んでいる手応えがありました。
だから、溜まった講義
(私は7月から講義を取っていたので、
11月スタートの講座と数ヶ月の遅れがあり、
ライブ講義を受けつつビデオ受講もしていたのです。)
もどんどん消化できてスピードアップするように!
そして、8時間もかかっていた復習が、
1〜2時間もあれば終わるようになって、
時間の余裕も生まれました。
結構初期段階から楽を覚えてしまったので、
夏休みと春休みに卒業旅行に行ったり、
日曜日は休みにしてみたり。
卒業旅行行った、
っていうのは同期合格者の人に割と驚かれますねw
それも効率的な勉強法のおかげで、
1週間くらい時間があいても巻き返しができたからです。
一応旅行先にも過去問は忍ばせて
移動中や夜問題解いてましたけど。
そんな感じで直前期までは
ある程度息抜きの時間も取ることができました。
楽な勉強法確立できて良かったなー。
だって、これなかったら、2年目も根性ない私は絶対挫折してたもんw
模試を受けてみると・・?
確立した勉強法でどんどん勉強を進めていき、
いよいよ模試シーズンになりました。
3月の模試を受けてみると、あれ?
合格ラインだぞ?確かAじゃないにしてもB判定くらい。
ちょっと調子乗っちゃいましたね。
その後受けた模試では
A判定も!ちょっと調子乗っちゃいました^^
合格率2%の罠
合格して思うのは、
合格率2%って数字に騙されたなーってことです。
この低すぎる合格率から、
みんなめっちゃハードル上げすぎちゃってるんですよ。
合格するには、入門講座だけじゃ無理だ。
独学じゃ無理だ。
頭が良くないと無理だ。
兼業は無理だ。
だって、一生懸命受けている人、先輩受験生が
一杯いるこの試験なんだから!!
そうやってすごく高い壁として
司法書士試験を考えてる人が多いです。
この勉強法がわかった今なら、
私が今会社員で独学であっても
1年間で合格できる自信があります。
合格できるか不安な時に予備校に相談すると、、??
でも、合格できない時って不安ですよね??
そう言う時に、予備校に相談すると、、、
入門講座の講師に相談すればまだいいのです。
他の人に相談すると、他の講座を取ることを進められます。
基本的に予備校の講座を
取ったからといって合格できるわけではありません。
受けても、復習しなかったら意味ないです。
100人以上受けていた予備校入門講座のライブ授業で、
その年に合格したのが私を入れて3人でした。
その中に入門講座以外にも講座を取っていて、
すごくできる!と言われていた人は、
入っていませんでした。
勉強で大事なのは講義を受けることではなく、
自分で勉強することです。
例えばビジネスのセミナーをいくら受けても、
自分で行動しない人は利益を出せるわけないですよね??
勉強も一緒です。
理解の一助にはなりますが、
基本的に自分で勉強するしかありません。
そして、まだ基礎が固まっていない人に対して、
入門講座以上の講座(それが基礎的な内容でも)を取らせるのは
多すぎです。時間が専業受験生であっても無くなります。
とういうか、合格に必要なのは確固たる基礎力です。
それなのに、色々な応用的な内容を学ぶと、
基礎がおろそかになって、
試験日に迷うようになってしまいます。
なんていうか、根っこが生えてない木に一杯実がなるように肥料をやっても、
木がダメになっちゃう、
みたいな感じでしょうか?
私は、たくさんの講座を勧めててくる
予備校には正直憤りを感じてます。
超やる気がある受講生に対して、
入門講座にプラスして中上級講座も取らせる傾向にある気がします。
そういう人にこそ入門講座だけ取らせて、
基礎に集中させてあげれば、
1年で合格できるのに。。。
私は予備校の授業中に内職していた
司法書士の勉強を挫折する原因として、
民法まではまだ楽しいけど、
不動産登記法以降がつまらない、と言うことが挙げられます。
手続法である登記法は基本記憶ゲーです。
そして、会社法の期間・人数など数字を覚えることも多く、こちらも暗記科目。
それを楽しく教えてくれるのが
予備校の役割だと思うのですが、
民法の時はまだちょっと面白かった予備校の授業。
登記法になったら、
テキストの読み上げ
を講師がやっている時間が増えました。
私、あんたの朗読を聞くのにわざわざ通ってきてるの??
そうツッコミたくなるのもしばしば。
でもしょうがないんですよ。
今司法書士受験生は減っているし、
資格予備校の花形は弁護士や公認会計士の試験。
金額も全然違います。
だから、司法書士試験対策の予算はたくさんあるか?
あんまりないんじゃないかなー。
しかも、合格後すぐ講師デビューする人とかいますもんね。
弁護士とかは実務経験豊富な先生も講師にいるのに。
多分ギャラが安いから、
司法書士の本業の先生は来てくれないんじゃないかな?
あ、ちょっと話がそれましたね。
だから、私は授業中に内職してましたw
復習の作業を授業を受けながら同時進行する感じですね。
あとは、先生が無駄話しているときに、前の科目の過去問を解いたり。
あとは落書きですねw
落書きというか、具体例を自分で作って書いたり、
あ、これって、民法のここにつながる?
あとで復習しよう、とか、過去問で確認しよう、
とかって思考を巡らす時間になっていました。
後半は、予備校の授業に行くのは、
引きこもり体質の私が外に出るための道具、
みたいな感じになっちゃってましたw
もし時間がない会社員だったら、
授業には行かなくなったと思います。
その時間、自分で学習を進めたほうが正直効率的です。
テキスト読み上げるなら、iphoneで十分なんですよねー
2年目の結果は??
2回目の受験では
見事上位20%くらいの位置で合格できました。
もう試験当日、
答案書き上げた後の満足度が半端なかったですね。
周りが難しかったねーって言いながら帰る中、
これは受かったなってニヤニヤしながら帰りました。
合格時ももちろん嬉しかったです。
でも、あの試験後の優越感には勝てませんね。
試験後、周りの人がこの問題どうだった?
って心配そうな顔で話している間、
私は、いやいや、その問題は過去問に数回出ていて、
今更その話をしているということは、
たくさん勉強した人じゃないだろうな、なんて考えていましたw
なぜ情報発信をするのか?
私は、現在司法書士として開業しています。
司法書士になって数年が経ちました。
今更司法書士について、
特に司法書士の勉強法について発信しようと思ったのは、
インターネット関連の企業の経営者と出会ったからです。
インターネット関連の仕事、というと怪しい、
というイメージがありました。
最初は「ワンクリックで〇万円!」みたいな
怪しいものを想像していましたw
しかし、その方のブログ記事やメルマガを読んで、
情報発信の仕方を勉強したり、勉強会に参加する中で、
「今まで自分が体験したこと、
勉強したことをネット上のメディアを作ることで、
周りに感謝されている人」
にたくさん出会うことが出来ました。
私は、受験一年目、
勉強しないことでとても苦しい思いをしました。
勉強が続けられない自分=ダメ人間、
そう思ってどんどん自分に自信が無くなっていきました。
そして、そういった思いをしている方はたくさんいるだろうなと、
予備校の受験仲間を通して知っています。
そういう人が減ったらいいだろうな、
そう受験が終わった瞬間は思っていました。
合格後、数人の受験仲間に勉強法を聞かれ伝えましたが、
数時間の食事の間に話したこと果たして役に立ったのだろうか?
そうモヤモヤしたのを思い出します。
しかし、そのときはやり方がわかりませんでした。
人に対して何かを伝えるのにインターネット以上に便利なものはありません。
情報発信の仕方を学んで、勉強法を伝えるならインターネットだ!
そう確信が持てました。
今はたくさん勉強して、相手に伝わる情報発信の仕方、
メディアの作り方を知ることが出来、少しずつ実践中です。
私が悩んだこと、勉強して改善できたこと、
司法書士になって楽しかったこと辛かったこと、
ブログ、youtube、twitter、メルマガを通してお伝えしています。
ブログなど全世界に見えてしまう場所では公開できない情報も、
メルマガでならこっそりお伝えできるので、
メルマガ登録してくれると嬉しいです。
このブログを読んだ受験生が一人でも気が楽になって、
勉強に集中できて、有意義な受験生活を送ってくれたらいいな。
その中から合格者が出て、お祝い会できたりしたら素敵だな。
そう願いを込めて筆を執っています。
メルマガ登録はこちら
私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました
でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、
「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!
そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
司法書士として働くって実際どうなの?
といった受験生の疑問に答える
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かな先生様
先生は、大変お忙しいと思いますので、一方通行でも良いので、ご連絡させて頂きました。私は、今年47歳の既婚者で、司法書士とは、無縁の仕事をしています。人生最後で、初めて夢を抱きました、独学で司法書士になり、開業したいです、youtube で、先生の動画に出会えてビックリ致しました。私は頭は悪く高卒ですでも、負けません。お金がかけられないので、先生のおススメの過去問と、テキストを今日、アマゾンに頼みました、とにかく、六法は、過去問を先生からお教え頂いた勉強法で、5周したら、購入するつもりです。先生の動画に出会えて本当に幸せです、頑張ります。