こんにちは、司法書士のかなです。
司法書士って1日何してるの?っていうことについて書いていきます。
なんでこの話をしようかと思ったかというと、
司法書士連合会や資格試験予備校のホームページに書いてある、
「司法書士の一日」を受験時代を読んで、
本当かな?って疑問に思っていたからです。
そういう公式の場に書かれている情報って、
「嘘じゃないけど本当じゃない」
ってことがあると思うんですよね。
私は、過去3つの司法書士事務所に勤めてました。
現在は司法書士事務所を独立開業をしています。
不動産決済がある日の司法書士の一日のスケジュール
不動産決済とは、不動産を売買するときに、
売主/買主/不動産仲介業者/銀行担当者(ローンを組む場合)
が一同に会し、
契約書に捺印したり、
売買代金の支払いをするのですが、
その際、権利書等登記に必要な書類を当事者から司法書士が預かる、
という、イベントがあります。
それが司法書士の大きな仕事の1つなのですが、
これがあると、銀行や不動産会社などに出向くことが多いです。
私も1日3件の決済に行ったことがあります。
都会だと移動が電車のことが多いため時間に間に合うように経路確認が必須です。
銀行でお金の送金が完了するまで、
30分~2時間くらい時間がかかるので、
次の予定があるとそわそわしてしまいます。
現在地方に事務所を構えており、
出向く先が基本、近所の車移動なので
都会で働いていた時に比べてそこまで時間を気にしなくなった気がします。
11時 事務所に戻る。
事務所に戻ってから、申請書を組み立てます。
お客さんにもらった書類と、
司法書士が作成した申請書をホチキスで組み合わせたり、
印鑑を押したりします。
12時~13時 お昼休み
ランチを食べに行ったり、お弁当持って来たり、最近は事務所で軽いごはんを作ることもあります。
13時 不動産登記書類を法務局に持っていく
その書類をもって、法務局へ行きます。
オンラインでも申請できますが、
結局郵送しなくてはいけない書類があるので、
近くの法務局の場合は直接持って行っています。
法務局への申請は、補助者がいれば頼んでもいいです。
14時事務所に戻る
・銀行に登記完了書類を持って行く
・見積もり依頼があれば、見積書を作成する。
・市役所に必要書類を取りに行く
・法務局から戻ってきた書類をお客様へ郵送準備
・電話対応
16時 相続関係の相談のため、お客様来所
話を聞きながら、必要書類を案内する。
17時~18時 権利証の受け取りのため、事務所にお客さんが来店
・経費精算
・帳簿管理
・明日の書類作成など
18時以降の過ごし方
事務所によってバラバラです。
忙しい事務所で働いていたころは、
日中は銀行等に出かけて、
書類の確認や作成が終わっていないため、
18時以降に明日の書類確認をする、
ということもあり、
帰るころには23時過ぎ、
ということもありました。
他の事務所では、
基本的に18時には帰ることができ、
ヨガやフラダンス、スポーツジムに行くなどの習い事をしてました。
また、珍しい仕事が来た場合の文献調査は、
電話や来客がない18時以降にすることが私の場合は多いです。
そういうときは、どういう事務所に勤めていても、
ちょっと残業することがあります。
独立した現在は、ブログ・youtube・個人的な勉強を18時以降はしています。
だから、帰ろうと思えば、毎日18時には帰ることができます。
同じ地域の司法書士や他士業の先生は、
毎日家にお昼ご飯を食べに帰っている、
なんて人も多いです。
まとめ
帰宅時間や仕事の進め方は事務所のカラーが出るところです。
経験した事務所でもかなり違いがありました。
・22時過ぎてしまう事務所
・普段は18時に帰られるけど、忙しいと21時とかまで残る事務所
・大体18時に帰ることが出来る事務所
・日中はずっと外にいる事務所
・日中結構暇でやることがない事務所
などなど。
残業が多すぎるのが嫌だ!という方は、
面接の際に「何時くらいまで残ってるんですか?」など
さりげなく聞いておく方がいいかもしれないです。
こんな感じで私の経験を元にお伝えしてみました。
ではでは!
私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました
でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、
「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!
そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
司法書士として働くって実際どうなの?
といった受験生の疑問に答える
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