司法書士の資格はなぜ就職しやすいのか?理由3個

こんにちは、司法書士のかなです。

今日は司法書士の資格はなぜ就職しやすいのか?という話をしたいと思います。

司法書士しかできない業務があるから

司法書士業務を行っていく中で、司法書士にしかできない業務、というのがあります。

司法書士は補助者という事務を担当してくれる方を雇うことができます。

補助者は司法書士の業務を文字通り「補助」してくれる人なので、

司法書士の仕事を全部代わりにできるわけではないのです。

例えば不動産決済の立会いというのは司法書士がしなくてはいけない業務の一つです。

不動産を売買する際、

売主、買主、不動産仲介業者、

お金を貸し付けて購入する場合は銀行の担当者

が集まり、売買代金の受け渡しをします。

そこに司法書士も同席し、この不動産売買契約に問題がないか

(対象不動産はあっているか?売主買主は間違いなく本人か?などなど)

を確認します。

この立会いは司法書士でないとしてはいけないことになっています。

これが1日に何件もあると、1人では回れなくなります。

その場合は、事務所に司法書士がもっと必要になるのです。

この他にも司法書士でないとしてはいけない業務をいくつかあるので、

仕事がたくさんある事務所は司法書士が常に数人居ないと

仕事が回らなくなり、司法書士が必要となります。

司法書士は独立しやすいから

また、司法書士は独立しやすいのが魅力の職業です。

独立開業する場合の費用があまりかからず、独立するハードルが低いです。

また、試験内容が実務に近いため、数ヶ月から数年勤務したら、

独立する司法書士が出てきます。

よって勤務していた事務所は司法書士が1人足りなくなれば、

上で書いたように、司法書士でないと出来ない仕事があるため、

また1人その事務所の採用の枠が空きます。

つまり人材の流動性が高いのです。

また、一つの事務所で学べることは限られてくるため、

数年勤務してそこの事務所の仕事を覚えたら、

専門性の違う事務所に転職する人もいます。

同業の知り合いが多いから

司法書士試験に合格すると、数ヶ月間の新人研修を受けるので、

そこで同期の知り合いが増えます。

司法書士は、県別の司法書士会に所属するのですが、

そこで懇親会、業務研修があるので、同じ地域の司法書士の知り合いが増えます。

意外と?同業の横の繋がりが強い職業です。

だから、例えば転職したいと思った時、

しばらく司法書士を離れていたが、

また復活したいと思った時、知り合いの司法書士に

「就職したいのだけど、どこかで募集している事務所がないか?」

と尋ねることが出来ます。社長の知り合いがいっぱいいる感じです。

直接経営者=採用権限のある人にアプローチできるので強いです。

例えば求人募集を出してない事務所でも、

知っている人が就職先を探している、となれば

「雇おうかな?」という気が起きることもあります。

また、その人が雇う気が無くても、他の事務所に紹介してもらえます。

最後に

司法書士は就職しやすい、とは言っても、なぜか?ということがわからないと不安ですよね。

私もなんでそんなに就職は心配しなくても大丈夫とか書いてあるんだろう?

と思っていたので、今回まとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

何気に最後の同業の知り合いが多いからっていうのって強いなーって思ってます。

紹介だとどんな人かお互いに間に人を通して聞けるので、

勤務してからのギャップが少ないんですよね。

また、司法書士として働くうちに経営者の知り合いも増えるので、

頼めばそこでも働かせてもらえそうだなーとか思うと、

人生なんとかなるんじゃないか感が半端ないです。

ではでは!

 

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私は23歳のときに司法書士試験に合格し、
29歳で独立開業し
3か月で月収100万円を達成しました

でも、司法書士試験受験1年目はダメダメで
全然勉強する気が起きず、
ずっと漫画を読んでサボってしまいました。
試験当日も記述の答案は白紙で提出・・・
そんな怠け者の私が、

「効率の良い勉強法」を開発し、
1年間勉強したところ、
学校やバイト、旅行なども行きながら
見事司法書士試験に上位合格!

そんな私が司法書士受験時代にやっていた勉強の秘訣や、
司法書士として働くって実際どうなの?
といった受験生の疑問に答える
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